今回はずっと悩んでいた、こんな依頼は嫌だと思っていたことをまとめました。
というのも依頼の伝え方で「広告効果が変わった」「マーケティング視点を持てるようになった」など、メリットはたくさんありますので、発注する側の方はもちろん、受ける側もデザインに付加価値をつけれるようになりますので、環境の変化を頑張って欲しいところです。
丸投げ
一番多いのがこれ。
本当に困ります。「今度イベントやるからいい感じのチラシを作って」なんて経験、今までたくさんしてきました。でもこれははっきり言って発注者側が悪いです。なぜなら「何を伝えたいのか」がすっぽりと抜けているんですよね。どういった目的で、誰に見せるためのもので、どんなイメージにしたいのか、最低限の要件はちゃんと伝えて欲しいです。
余裕のないスケジュール
次にデザインはすぐに出来上がってくると思っているのか、納品までの時間がない状態での依頼です。
案件によっても違いますが、最低でも1週間。上司からの出戻りが予想されるなら2週間は設けてください。その期間の中でデザインのすり合わせ、ラフ提出、デザイン初校出しや修正のスケジュールを決めておきましょう。
お金に関わる取り決め
最後はお金のことです。一度きりの発注であっても、必ず見積書と契約書は結ぶようにしましょう。見積書は値切り対策にもなりますし、万一トラブルが発生してもそれを避けるためにも契約書は必ず準備するようにしましょう。
最適な制作物は依頼側とデザイナー、互いの協力があってこそ生まれます
デザイナーに初めて依頼をする時、何を伝えればいいのか困ってしまう広報担当者は多いでしょう。プロにすべてをおまかせしたい気持ちはわかりますが、大まかな内容だけを伝えてしまうと、完成までに想定外のトラブルが発生してしまいます。
デザインに関しての知識の有無はさておき、まずは依頼前に4つのポイントをまとめることから始めてみてください。具体的なイメージの共有、納品時の指示、余裕あるスケジュールを組んで依頼することは、成果物のクオリティを上げるためだけでなく、企業の信頼にも繋がります。
本記事を参考に、デザイナーへの依頼要件をまとめてみてはいかがでしょうか。